
刈谷商工会議所で開催された商業簿記講習会も、いよいよ最終回を迎えました。今回は第9回と第10回の内容について。
第9回は「決算修正」がテーマでした。貸倒引当金の設定や減価償却費の計上、そして売上原価の算出など、決算に必要な処理を一つ一つ確認していきました。通常の仕訳と異なり、あちらこちらの勘定に影響が及ぶため、より丁寧な理解が求められる部分です。
そして最終となる第10回は「精算表の作成」。これまでの学びの総仕上げともいえる内容でした。
決算整理事項をもとに試算表を修正し、それを基に損益計算書や貸借対照表を完成させる流れを体験しました。限られた2時間の中では駆け足となりましたが、決算書が形になっていく過程はとても興味深く、もっと時間をかけてじっくり学んでみたいと感じました。特に損益計算書や貸借対照表の「見かた」にも関心が湧き、数値から経営状況を読み取る力を今後身につけていきたいと思います。
講習会の後には、毎回の楽しみもありました。木曜日の夜、講習後は亀城飯店へ立ち寄るのがすっかりルーティンに。最終日は、カニ玉子ゾースイとハルマキを注文しました。メニューには「ゾースイ」とあったので白濁したスープを想像していましたが、実際は茶色。ハルマキもこんがりとした茶色で、茶色づくしの食卓となりました。テーブルの上で湯気を立てる料理を前に、テキストを開いて仕訳を見返しながら、ここまで学んできた内容を噛みしめました。

講習を通して、勘定科目や仕訳の基本を少しずつ覚えてきたものの、時間が経つと忘れてしまう内容も少なくありません。
「せっかく学んだのにもったいない」という思いもあり、この学びを確かなものにするために、11月に実施される日商簿記検定3級に挑戦することを決意しました。
試験勉強は決して楽なものではないと思いますが、挑戦することそのものが自分を成長させてくれると信じています。新しいことを知る喜び、理解できたときの達成感は、学びを続ける原動力です。今回の講習会をきっかけに、簿記の世界をさらに深く学び、自分の力にしていきたいと思います。
当社では、愛知・岐阜・三重をはじめとする東海地方・中部エリアにて、建築一式工事や各種営繕工事を行っています。
また、遮熱材「サーモバリア」の正規代理店として、建物の用途や構造に応じた遮熱対策のご提案と施工にも取り組んでいます。
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