刈谷商工会議所・第8回商業簿記講習会|決算修正とパチョーリ


刈谷商工会議所で開催されている商業簿記講習会も、いよいよ大詰め。
残すところあと3回となり、今回から、いよいよ決算処理の手続きへ。これまで仕訳や帳簿記入といった内容を積み重ねてきましたが、ここからは試算表の作成、決算修正、財務諸表の作成と、実務でも聞き覚えのある内容です。
今回のテーマは「決算修正」。具体的には、

  1. 売上原価の計算
  2. 貸倒引当金の設定
  3. 減価償却費の計上
  4. 費用・収益の前払い・未収・未払い
  5. 金券類の処理(貯蔵品)
  6. その他の修正項目
    と、例によって盛りだくさん。まだまだ学ぶことがありそうです。

今回、取り上げられたのが「金券類の処理」。
切手や収入印紙など、期中に購入した金券類は通常「通信費」や「租税公課」といった費用科目で処理。しかし、決算時にまだ残っている金券がある場合、その残高は「費用」とは言えず、資産として計上しなければなりません。
そこで登場するのが「貯蔵品」という勘定科目。
期末に残った金券類を「貯蔵品」として資産計上し、翌期首に再振替仕訳を行う――言葉にすると簡単ですが、実際の仕訳を思い浮かべると頭がこんがらがります。なるほどと思うは反面、
ところで一体誰がこのシステムを考えたの?
教えてくれる講師の方もあれですが、そもそもこのシステムを考えた人はもっと素敵ではないのか?
学び終えたあとは、恒例の亀城飯店へ。
今回はアゲソバで。アツアツのアゲソバを食べながら、簿記の歴史を検索。
簿記の起源は500年以上前にまでさかのぼり、ルカ・パチョーリという天才数学者が考えたそうです。
500年以上経った今も、その仕組みを使って取引を記録し、決算を行っている。しかも世界共通。
このシステムを考案することで、世の中に役立つと思ったのだろうか?
歴史を知れば、未来が視えるかもしれない。
簿記を知り、実務に活かすには、きっとパチョーリを知ることで視えてくるかもしれないし視えてこないかもしれません…



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