
今年の夏は梅雨明けも早く、連日体温を超えるような猛暑が続いています。そんな中、足場屋さんの事務所屋根の遮熱対策について、ご相談をいただきました。
相談をいただいたのは、足場材の資材置き場に設置された仮設事務所に関するもの。足場業を営む多くの企業では、現場近くの資材置き場にコンテナやプレハブを利用した簡易的な事務所・休憩所を設置しているケースが多く見られます。しかし、その簡易構造が夏場には大きな問題を引き起こします。
コンテナ事務所は「暑さがこもる」のが難点
今回拝見させていただいた現場も、コンテナを利用した休憩所でした。スチール製のコンテナは、構造上どうしても熱を吸収しやすく、断熱性能はほぼゼロに近い状態です。エアコンを稼働させていても、冷気が抜けてしまい、室内の温度は下がらず、従業員さんがゆっくり休憩できる環境ではないというお悩みでした。
熱中症のリスクも高まる中、「なんとか従業員が安心して休める環境を整えたい」というご要望を受け、遮熱材サーモバリアを用いたスカイ工法をご提案させていただきました。

遮熱材「サーモバリア スカイ工法」で暑さを根本対策!
サーモバリアは、高純度アルミを使用した遮熱材で、屋根の直下に施工することで太陽熱の輻射熱を大幅にカットできます。
スカイ工法とは、屋根側からこの遮熱材を施工する方法で、既存の屋根を壊すことなくスピーディに施工が可能です。
今回は、実際に「体感キット」を使用して、サーモバリアの遮熱性能をその場でご確認いただきました。サーモバリア未使用との温度差を実感されたことで、すぐにお見積もり依頼をいただき、コスト面でもご納得の上、正式にご発注いただく運びとなりました。
遮熱対策は「従業員の安全と快適さ」を守るための重要施策
仮設事務所やコンテナ型休憩所は、その手軽さから多くの建設・足場業者様に利用されていますが、夏の暑さ対策を怠ると、従業員の健康を脅かすリスクにもつながります。今回のような遮熱材による根本的な暑さ対策は、エアコンの効きも良くなり、電気代の削減にもつながるといったメリットもあります。
特に今年のように、梅雨明けが早く猛暑日が続くような年には、早期の遮熱対策が重要です。「仮設事務所が暑すぎる」「休憩場所が快適でない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
✅ 今回のポイントまとめ
- コンテナ型の仮設事務所は遮熱性が低く、猛暑対策が必須
- サーモバリア スカイ工法なら屋根裏から施工可能で効果的
- 体感キットによる実演で効果を納得していただけました
- 従業員の健康と快適な労働環境づくりに直結
遮熱対策は、単なる設備投資ではなく、「働く人を守るための環境改善」です。
今後も当社では、現場の状況に応じた最適な提案を行ってまいります。
当社では、愛知・岐阜・三重をはじめとする東海地方・中部エリアにて、建築一式工事や各種営繕工事を行っています。
また、遮熱材「サーモバリア」の正規代理店として、建物の用途や構造に応じた遮熱対策のご提案と施工にも取り組んでいます。
暑さ対策に関するご相談や現地確認、お見積もりなど、まずはお気軽にお問い合わせください。
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