サーモバリア スカイ工法に適した屋根?


金属屋根=スカイ工法OK? じつは「屋根の形」がポイントなんです。

「夏になると屋根からの熱がすごい…」
「遮熱したいけど、工事が大がかりになるのは困る…」

そんなお悩みにおすすめなのが、サーモバリアのスカイ工法です。

スカイ工法は、屋根の上から遮熱材を取り付けることで、太陽の熱を反射し、室内の温度上昇を抑える工法です。
建物に穴を開けずに施工できるため、営業中の工場や使用中の倉庫でも工事が可能。省エネにもつながる、今注目の遮熱対策です。

ただし、お問合せの中で、 「うちの屋根はガルバリウム鋼板だから施工できますか?」 というお問い合わせをいただくことがあります。

実は、スカイ工法が施工できるかどうかは、素材よりも“屋根の形状”が大きなポイントになります。

たとえば、スカイ工法に最も適しているのは
「ボルト式折板」や「ハゼ式折板」と呼ばれるタイプの屋根です。
これらは山と谷がしっかりした形状になっており、遮熱材をしっかりと固定できるため、安定した施工が可能。高い遮熱効果が期待でき、補償の対象にもなっています。


このような屋根には施工しやすい!
↓ルーフデッキ88

一方で、見た目が似ていても注意が必要な屋根もあります。
「波板」や「エバールーフ」「やまなみ1型」などの細かな波形の屋根は、ガルバリウム鋼板製であっても施工が難しいことがあります。

波が細かく遮熱材をしっかり固定しにくいため、施工後の安定性や効果が得られなかったり、そもそも施工自体ができないケースもあります。
このような場合、スカイ工法の補償対象外となることもあるため注意が必要です。


このような屋根は施工が難しいことも…
↓エバールーフやまなみ1型



このように、「ガルバリウム鋼板=OK」とは一概に言えません。
大切なのは、屋根の形状がスカイ工法に適しているかどうかです。

スカイ工法は、施工に適した屋根であれば、とても効果的な遮熱方法です。
ですが、その性能をしっかり発揮するためにも、まずは屋根の形状の確認が必要になります。

ご相談・現地調査、承っております!

「この屋根に施工できるの?」
「うちの屋根はどのタイプ?」

そんな疑問をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
現地調査も承っております。建物を使いながら施工できる遮熱対策、ぜひ一度ご検討ください!


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